入国制限により来日できない外国人留学生の現状に関するアンケート調査実施のお知らせ

現時点、入国を待機しているインバウンドタレントは40万人に登り、そのうち留学生が約15万人*1を占めております。

*1(参考記事:入国待機の留学生15万人「かなり先では…」 ぬぐえない不信感 
2022.2.18付 朝日新聞デジタル)

株式会社Lincは、インバウンドタレントの『「日本に来てよかった」を最大化させる』事をミッションに、留学から就職、生活まで一気通貫でサポートするウェブサービスを提供しております。
この度は、日本への入国を待っている外国人留学生ユーザーに対して、下記の内容でアンケートを実施致しました:

【調査概要】
調査対象:入国制限により、日本への入国を待機している外国人留学生
調査期間:2022年2月14日~18日
調査方法:インターネットを通じた任意回答
調査人数:114人(中国77人/ベトナム36人/マレーシア1人)
年齢比:18歳以下:12名/19-24歳:89名/25-30歳:10名/31歳以上:3名

インバウンドタレントは日本社会にとって中長期的に人手不足を担う大切な存在です。入国制限による影響は、更なる人材不足を加速させ、日本全体を揺るがす問題となりかねません。

(参考記事:憧れのニッポン、もう待てない 留学・就職を足止めされ「失恋した」
2022.2.11付 朝日新聞デジタル)

(参考記事:遅い入国規制緩和、「選ばれなくなる日本」 コロナ対策に戦略なく
2022.2.18付 日本経済新聞)


本アンケートを通じて、長期に渡る入国制限の中、待機中のインバウンドタレントの現状と生の声を共有することで、長期間、日本で活躍するためのチャンスを諦めさせないために今、社会全体として何ができるか?入国前のフォロー及びサポートだけでなく、さらに入国後、どんなサポートができるか?を一緒に考えるきっかけになればと思います。

アンケートの結果については、下記の通りです。


【質問1】日本へ行くことを選んだ理由はどれですか?(複数回答)

 

 

【質問2】来日時、日本語学校に通う予定はありますか?

 

 

【質問3】日本語学校卒業後、どこに進学したいですか?

 

 

【質問4】進学先を探す際、どんなところを重視しますか?(複数回答)

 

 

【質問5】大学/大学院/専門学校卒業後の進路について、どのように考えていますか?

 

 

「なぜその回答を選んだのか?」に対する回答の一部

【日本で就職したい】
・中国で競争が激しいから(中国)
・80年代に生まれたので、日本文化からの影響を受けて、日本に好感を持っている(中国)


【自国で就職したい】
・日本での就職経験は大切で、帰国しても活かせるから(中国)
・日本より中国の生活環境と職場雰囲気が好きだから(中国)

 

【質問6】日本のどの地域に滞在予定ですか?

 

 

【質問7】なぜその地域を選びましたか?(複数回答)

 

【質問7】本来入国予定の時期より、日本への入国をどのくらい待っていますか?

 

 

【質問8】入国制限が今後も続く場合、どうしますか?

 

「なぜその回答を選んだのか?」に対する回答の一部

【いつまでも待つ】
・日本への留学を決意し、初心を貫きたいから(中国)
・途中で諦めたくはないから(中国)

【2022年4月までは待つ】
・入国制限のため、同級生はすでに2年生、3年生になっているが、自分はまだ大学に入学していないから(中国)
・国内に留まることは、自分自身や家族に悪影響を及ぼすので、今は様子を見る(中国)

【キャンセルしたい】
・待つ時間が長い、将来の予定をずっと変更してる、時間の無駄。今韓国のことを考えてる。(ベトナム)
・もう21歳なのに2年近く待たされ、大学もまだなのに、もう耐えられない。(ベトナム)

 

【質問9】入国制限が続いたとしても、それでも日本に行きたい理由はどれですか?(複数選択)

 

【その他の回答】

・留学するために時間と労力を費やし、両親のサポートを得てきたから(中国)
・目標を達成させたいから(中国)

 

【質問10】入国前、自分が受けたいサポートや知りたい日本での情報はありますか?(複数選択)

選択肢:
・出発前準備(用意するもの、手続き書類等)
・入居までの手続きについて(契約、役所手続き、銀行、郵便局登録等)
・滞在予定先の生活に関する情報(携帯電話契約、生活用品の買い物等)
・生活費に関する情報(家賃、交通費、光熱費、通信費等)
・滞在先でのアルバイト情報(探し方、準備するもの等)
・進学先、進学対策に関する情報
・日本語学習に関する情報
・コロナウイルスに関する情報(入国後の隔離方法、感染状況、感染対策)

下記の結果は回答が多かった上位3つを示しています。

 

 

【質問11】入国後、自分が受けたいサポートや知りたい日本での情報はありますか?(複数選択)

選択肢:
・生活に関する情報(買い物、食事、娯楽、病院、便利なアプリ等)
・コロナウイルスに関する情報(感染した場合の対応等)
・日本語学習に関する情報(JLPT対策等)
・進学先、進学対策に関する情報
・滞在先でのアルバイト情報(探し方、準備するもの等)

下記の結果は回答が多かった上位3つを示しています。

 

【質問12】入国後、一番最初にやりたいことは次のうちどれですか?

 

 

【その他の回答】

・アルバイト、その後、日本の風景を楽しみ、日本語を学び、新しい友達を作る、そしてもちろん最も重要なことは、大学への準備、そして旅行。(中国)
・すべての選択肢をやりたい(ベトナム)

お問い合わせ、ご意見等ございましたら下記までご連絡いただければ幸いです。
support@linc-info.co.jp(担当:志磨)

 

【株式会社Lincについて】

Lincは、インバウンドタレントの『「日本に来てよかった」を最大化させる』事を通じ、「多様性と包容力溢れる社会の実現」をビジョンに掲げております。Lincは今後も優秀なインバウンドタレントと日本の架け橋となり、留学から就職、生活まで一気通貫でサポートするプラットフォームを構築・提供して参ります。

【日本経済新聞にて、社長仲のコメントが掲載されました!(2022.1.5)】

https://www.linc-info.com/news/nikkei-220105/

【18の地方新聞紙面にて、Linc事業活動が掲載されました(2021.12.23)】

https://www.linc-info.com/news/211223/

【Morining Pitch『第392回 日本発外国人起業家特集』にLinc CEO仲が登壇しました(2021.11.22)】

https://www.linc-info.com/news/notice-211122/