“検索しない”Z世代に刺さるアプローチ方法とは 〜今後の学生募集のカギは「SNSでの学校ブランディング戦略」にあり!〜 ウェビナーレポート <パート2>

4月27日(水)Linc主催ウェビナー【“検索しない”Z世代に刺さるアプローチ方法とは〜今後の学生募集のカギは「SNSでの学校ブランディング戦略」にあり!〜】を開催しました。

今回は、日頃お付き合いのある日本語学校の先生方より合計30名にご参加頂きました。(ZOOMにて17名、Lincのオフィスにて13名)

今回はこのセミナーのレポートを2回に分けてお届けします。後半では、下記の項目3〜4をご紹介致します。

1.デジタルテクノロジーと共に育ったZ世代及び親世代

 2.ソーシャルメディアにおいて、Lincは何をやっているか

3.日本語学校 / 企業の課題及び解決策

4.日本語学校 / 企業に対してのサポート

項目1〜2 パート1のレポートは下記のURLよりご確認ください。
https://www.linc-info.com/news/websemi-220511/

■3.日本語学校/企業の課題及び解決策

<現状と課題>

①ターゲットユーザーが学校の最新情報を得ることができない②留学の準備をしている際に,直接学校に連絡できない③学校よりターゲットユーザーの周りの友人/知人に良い情報を共有できない
④中国のユーザーは留学エージェントに対する信頼度が低く、学校に対する誤解や悪評が生まれやすい
⑤ユーザーが学校に対する本音/口コミを掲載する方法がない


Z世代は自分のいいと思ったものを周りの友人にSNSでシェアする習慣があるのですが、中国のSNSアカウントを持っていない学校様が多いため、いいと思ってもユーザーの周りの友人/知人に情報を共有できません。
また、中国のユーザーは留学エージェントなどの仲介業者に対する信頼度が非常に低いため、仲介を経由して学生を集めるとなった場合、仲介の言いなりになりがちで、仲介業者の紹介による学校に対する印象が悪くなり、それにより悪い口コミが立ってしまうこともあります。そうなってしまうと、ターゲットとなるZ世代、及び親世代に悪い印象を与えかねず、また一度悪印象がついてしまうと、その印象を払拭することは中々できなくなります。
そしてこれは⑤番目に繋がるのですが、中国の人が商品やサービス等を購入する際は、SNSや友人、知人からの口コミを何よりも重要視します。それは日本語学校を選ぶ際も例外はなく、その学校自体のSNSのアカウントがなければ、そもそも口コミを確認することができません。

<解決策>(一部抜粋)

まずはターゲットとなるユーザーですが、ターゲットはZ世代とその親世代です。
そして、彼らはDouyinとRedを最も集中して利用しているため、これらのプラットフォームで、彼らが見たがっているものを発信していく必要があります。
例えば、日本語学習者がターゲットだった場合、JLPTの内容を中心に発信する等が挙げられます。
ここで大切なのが、あくまでユーザーのニーズを第一に考え、それに沿った内容を作り発信することです。そうすれば、フォロワー、ひいては新たなファンを獲得することもできます。

例えば、REDの活用方法として、学校公式のアカウントを作成するよりも、日本語学校の先生など、個人のキャラ設定を考え、情報発信を行うことをお薦めします。例えばLincの例をあげますと、日本人の若者が日本語のネイティブ会話表現を教える人、というキャラ設定にして情報発信を行うことで、日本語会話を勉強した人、及び日本に興味がある人が集まり、学校公式の名義でアカウントを作るよりも、より効果を得やすくなります。

さらに、オンラインコミュニティの活用方法として、ユーザーに周りの友人を連れてきてもらい、コミュニティをさらに拡大していくために、先ほどもご紹介したようにオンラインでユーザーの異なるニーズに応じたコミュニティを作り、そこで積極的に情報交換を行います。

ここで、UGC活用のご紹介をします。UGCとは、User Generated Contentの略で、SNSの投稿などのユーザー自身が制作したコンテンツのことです。
なぜUGCを活用するのかと言いますと、ユーザーの周りには同じような属性の学生(ここでいうZ世代)の人たちが多く、彼ら自身にSNSで投稿してもらうことで、自然な形で彼らの周りの人たちにも紹介してもらえるからです。
例えば、ライブ配信の場合、EJU対策の内容でライブ配信を行った場合、リスナーの人たちは周りの同じような属性を持つ人たちを招待してくれたり、または保護者の方を招待したりなど、彼ら自身が自ら周りの人を巻き込むことで、知名度が上がり、さらにはコミュニティを拡大することもできます。また、DouyinでVlog大会などのキャンペーンを行う場合、学生自ら動画を撮ってもらいそれらを集めることで、学生たちの力を発揮させ、またアカウントの知名度を上げることができるというだけではなく、学生が作った動画がそのままそのアカウントのコンテンツになり、お忙しいときなど、自分でコンテンツを考える時間を省くこともできます。
つまりUGCをたくさん作成してもらうことで、ユーザーが積極的に周りの人たちを巻き込み、知名度をスピーディーに高めることができます。

 

■4.日本語学校/企業に対してのサポート

現在行っている無料サポートは、下記の通りです。
・SNSの具体的な始め方
・運営者への研修
・コンテンツの企画方法
・SNSアカウント開設
・中国のソーシャルメディアに関する最新情報をお知らせ
・SNS運営の指導

無料サポートの内容は、SNSを運用するための初歩の段階で必要な知識であり、そこから先は、マーケティングを通して、さらに高い精度でプロモーションスキルを磨いていく必要があります。
Lincが皆さまのマーケティング、プロモーションを全力でサポートさせていただきたく、新たなマーケティング戦略サービスを始めました。

それがこちらの有料サポート2つです。1つめがLPSと呼ばれるもの、もう1つがLCCと呼ばれるものです。

・LPSは、Lincがこれまで培ってきた資源、及びマーケティングスキルを用いて、皆さまのマーケティング活動のお手伝いをさせていただき、学生と学校を繋ぐルートを構築する。
・LCCは、Lincが所有するコミュニティを利用していただき、皆さまの会社のサービス内容や商品を宣伝、拡散するといった内容です。


・LPS

1-1)お客様の商品/サービスに対するプロモーション企画、及びコンテンツの編集または撮影に関する協力
1-2)SNSのコンテンツ企画、及び運用に関するアドバイス
1-3)SNSではアドネットワークの広告予算で広告の掲載、及びデータの整理/分析を行う
1-4)Lincの各SNSプラットフォームの相互作用を通じて、ブランドの宣伝、及び顧客を惹きつける

 


・ LCC

2-1)Lincのオフラインイベントの活用
2-2)オンラインコミュニティにてSNSのコンテンツを共同で作成し、 双方向で宣伝/ユーザーの誘導を行う

Lincではこれまで、オンラインツールを使い、Lincコミュニティユーザーに対して、オフライン・オンライン双方向での企業宣伝活動を行ってきました。今後は、日本語学校の皆様にも同様のプロモーションをご提案することができます。


■5.まとめ

今後の日本語学校の学生募集について、潜在ターゲットであるZ世代の学生を獲得するためにはソーシャルメディアを活用した募集方法が必要不可欠です。
多くの学校では、ソーシャルメディア運営経験が浅く、早く活用すればするほど競争優位性の構築ができます。競争優位性を構築することで新たな募集方法をみつけ、長期的な目線で学校の収益への貢献ができるため、是非ご検討いただき、詳細に関しては、ぜひLincにてお問合せください。

 

 

 

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■本件についてのお問い合わせ

①お問い合わせ先:https://www.linc-info.com/contact/

件名Z世代」を記入の上、必要事項を入力してください。 追って当社よりご連絡差し上げます。

②電話でのお問い合わせ:03-6240-2155(株式会社Linc)まで直接お問い合わせください。 

ご不明な点等ございましたら遠慮なくお申し付けください。

 

■株式会社Lincについて

Lincではインバウンド・タレントの「日本に来て良かった」を最大化させることで多様性と包容力溢れる社会の実現というビジョンを掲げております。少子高齢化という、抗えない大きな波が押し寄せてくる日本において、優秀なインバウンド・タレントの増加は日本という国の持続的発展に必要不可欠だと我々は確信しています。そのために私たちはお客様のニーズに応えるべく、常にユーザーである学生や日本語学校をサポートすることによって信頼関係を構築してまいりました。またLincはこれまで投資家から累計2億円近くの資金調達を完了しており、この話題が日本経済新聞にも掲載されました。

(※参考 2021年、18の地方新聞紙面にて、Linc事業活動が掲載されました!
https://www.linc-info.com/news/211223/


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